年末調整でさえやっかいなのに、確定申告なんてハードルが高すぎる!そう思っている方のための記事です。
とりあえず、「何を準備して」「どこで何をすればいいか」さえ分かれば大丈夫です。
目次
ふるさと納税高還元率返礼品ランキングTOP10
ふるさと納税で注目されるのが返礼品のお得さを表す指標「還元率」です。
還元率とは、寄付額に対する返礼品の通常販売価格(送料含む)の割合を計算したものです。還元率が高いほどお得な返礼品といえます。
ここでは全返礼品の中から、還元率が高いお得な返礼品をランキング形式で発表します。
ポータルサイト別にも比較できるので、好きなサイトがある方や、サイトでのポイントを集めている方などはぜひ総合ランキングだけでなく、各サイト別のランキングもご覧ください。
ふるさと納税の確定申告とは
確定申告は、去年1年間に自分が得た所得と納める税金額を申告する行為です。
会社員の方の中には、これまで一度も確定申告をしたことがない人もいるでしょう。ただ、自営業者や不動産収入のある人、税金の控除(還付)を受ける人などは確定申告が必要です。
⇒ 【税理士監修】あなたはどっち?ふるさと納税で確定申告が必要・不要な人!
ふるさと納税の申告、年末調整だけではダメ?
ダメです。基本的に、ふるさと納税について税金の還付・控除を受けるためには確定申告が必要になります。
例外は「ワンストップ特例制度」
ただし、ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税の寄付をされた方は別です。確定申告が苦手な方やハードルが高いと感じる方は、まずはワンストップ特例制度を利用したふるさと納税をオススメします。
⇒ 【税理士監修】ワンストップ特例とは?適用条件から申請方法まで
会社員向け!初心者のためのふるさと納税確定申告のやり方
ふるさと納税の確定申告その1:準備するもの
①寄付金受領証明書
参考:埼玉県
ふるさと納税で寄付をした自治体から返礼品とともに送られてきます。
ちゃんと取っておきましょう。
②源泉徴収票
年末になると見かける小さめの紙を覚えているでしょうか。給与明細などと合わせて会社からもらえる書類が源泉徴収票です。
③還付金を受け取るための口座(番号)
④マイナンバーカード(通知カード+本人確認書類)
以上、4点があればなんとかなります!
ふるさと納税の確定申告その2:どこで申告するの
国税庁のホームページにいくと、「確定申告書等作成コーナー」というページがあります。そこで確定申告書フォーマットに数字を打ち込んでいけばOKです。
ふるさと納税の申告:紙か、紙以外(e-tax)か
以前は難しいと言われていたe-taxも、最近は入力しやすく便利になっています。
確定申告と言うと「○○会計ソフト」なども使わないといけないのでは!?と構えてしまうかもしれませんが、e-taxでは所定の数字を入れていけば自動的に計算もしてくれるのでお世辞抜きに簡単です。
⇒ 【税理士監修】ふるさと納税の確定申告はe-Taxが便利!やり方と使い方
とはいえ初めての方には難しそうなイメージも強いもの。税務署に行くと、申告用紙などももらうことができ、繁忙期でなければ書き方なども聞くことができます。
申告用紙を見れば「ああこの項目欄にこの数字を書けばいいんだな」と理解も進みます。記載項目などを確認する意味も込めて、不安な人は税務署に足を運んでみてもいいかもしれません。筆者は確定申告がとても苦手なので、申告用紙をもらってイメージトレーニングをしていました。
最終的に手書きやパソコン印刷で作成した申告書を、所轄の税務署へ提出すれば確定申告は終了です。
ふるさと納税の確定申告その3:申告期限はいつまで
来年の3月15日までです!
確定申告を行うことができる期間は翌年の2月16日から3月15日まで。
そして3月になると税務署は大混雑、e-tax利用者も増加して動きが鈍くなることが考えられます。できる限り2月中に申告をするようにしましょう。
2021年分の確定申告から手続きが簡素化
2021年分の所得税の確定申告からは、ふるさと納税の手続きを行う「ふるさと納税ポータルサイト」が「寄付金控除に関する証明書」を発行し、この証明書のデータが控除額の計算に自動反映される予定となっています。
参考リンク:
国税庁:令和3年分の確定申告からふるさと納税(寄附金控除)の申告手続が簡素化されます
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei/koujyo/kifukin.htm
ふるさと納税の確定申告を忘れたら
ふるさと納税を行った年の翌年1月1日から5年以内であれば確定申告を行って寄付金控除を申請し、納め過ぎた税金の還付を受けることができます。
ただし5年を過ぎると控除を受けることはできません。詳細は最寄りの税務署に問い合わせてみてください。
まとめ
まずは4点の書類を準備しましょう。それができれば確定申告に必要な数値が分かるので、大部分の課題は解決されたも同然です。あとは気持ちを整えてe-taxのページを開きましょう。実際の画面を見てみると、案外簡単にできることが分かります。
必要以上に確定申告を恐れずに、ふるさと納税を楽しみましょう。
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執筆者紹介
ふるさと納税ライターN子
フリーランスライター。会社員時代も含めるとライター歴は20年超。素顔は、美味しいもの大好きな関西のおばちゃん。趣味の旅行や登山で地方へしばしば行くうちに愛着を持つ町や村がたくさんでき、地方創生について考えるようになる。個人事業主なので節税は必須で、同時に地方も応援できるふるさと納税の魅力にどハマり中。
ふるとく編集部
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